花粉症で本当に大切なのは免疫力!
- くりはら みほ
- 2024年2月29日
- 読了時間: 4分
更新日:2月4日
気候は三寒四温。寒暖を繰り返し、春に向かって変化をしていきます。 春が来るのはワクワクしますが、暖かくなったと思ったら急に寒くなったりして体温調整も難しいこの季節の変わり目は体調を崩しがち!

消費者庁のサイトにはこう書かれていました。
「ヒトの免疫力と花粉症の関係」
花粉を有害な異物と認識し、花粉が体内に入ってこないようにするために涙や鼻水を 引き起こす免疫システムの作用が、「花粉症」です。
花 粉症シーズンの2~4月は、季節の変わり目で体調を崩しがちなため、免疫システム 全体が不調をきたし、花粉症の症状も悪化しやすい。花粉症を抑えるには、まず免疫 力を整えて、体調そのものを良くすることが大切。
冬から春になったばかりの身体はまだ代謝が悪く、身体が冷えたままの状態が続くと免疫力も低下します。体温が約1℃低下すると、代謝は約12%、免疫力は約30%もダウンしてしまうと言われています。更に花粉やウィルスを避けたいこの時期、内側から免疫力を高めていきたいものですね。
そんな時おすすめなのが免疫力を上げてくれるヨガ。
ヨガの呼吸法はリラックスし、ストレスを緩和することで自律神経を整える効果がありますが、全身動かし代謝を高めていくことで代謝を上げ免疫力をアップするので、花粉症の症状を予防・緩和させることに効果的なんです。またヨガは鼻呼吸法なので、鼻の血流も刺激されて鼻詰まりを緩和・解消しやすくしてくれます。
ヨガのポーズの中でもくしゃみや鼻詰まり、鼻水などのアレルギー症状に効果があると言われているポーズをご紹介します。
「魚のポーズ」
体の前面の筋肉を刺激し、交感神経を高めるポーズです。体を反ると自然に胸式呼吸になるのもポイント。胸を大きくふくらませながらゆっくり呼吸をしましょう。

仰向けになりひざを立て、両手は体側で親指を内側にしてグーを作り、肘を立てます。
両脚をつま先までまっすぐに伸ばし、肘で床を押しながら、胸を持ち上げ頭頂を床につけ自然な呼吸を繰り返し30秒キープ。
終えるときはうでに体重をかけたまま、顎を引き頭を持ち上げて、上半身を床にゆっくり下ろしてください。
次に鼻づまりや鼻水を一気に軽減する「筋膜ヨガ」の一つをご紹介します。
上半身の筋膜は、鼻の状態に関係する自律神経に影響を及ぼします。副交感神経が優位のときには、鼻の中の血管でうっ血が起こり、粘膜が腫れて鼻詰まりが起こりやすくなりますし、鼻水も出やすくなります。
上半身の筋膜を伸ばすことで交感神経を刺激し、鼻水と鼻詰まりを解消しましょう。
すぐに鼻の通りがよくなり驚きますよ!
「うさぎのポーズ」

正座の姿勢から上体を倒し、額を床につけて、お尻を持ち上げます。
ゆっくりと息を吐きながら体を少しずつ前へ倒し、頭頂部を床について首の後ろをストレッチ。
息を吸いながら腰の後ろで組んだ両腕を天井方向へ伸ばして30秒キープ。 頭頂部のエネルギーポイントと呼ばれる「百会(ひゃくえ)」も刺激します。百会は、多くの「気(血液)」が出合う部位といわれており、ここを刺激することによって、免疫力を高めてくれますよ。
最後に、免疫力アップは1日にしてならず!花粉症の症状が強いときだけに行うのではなく、継続して行うことがポイントです。
またヨガももちろん大切ですが、規則正しい生活とバランスの取れた食事、十分な睡眠など、日常生活も気をつけて花粉の季節を上手に乗り越えていきましょう。
これからも思いつくままブログを更新していきますのでまた来て下さい。
つれづれなるままに・・・
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