もしかしてそれ「寒暖差アレルギー」では?
- くりはら みほ
- 2023年10月17日
- 読了時間: 4分
急に寒くなりましたね。
今週はまだ昼は25℃以上の夏日ということですが、夜は毛布を引張り出しました。
北海道の旭岳では初冠雪した山をバックに見事な紅葉の景色が広がり、秋を通り越し、一気に来た冬の気配を一目見ようと観光客が殺到して大渋滞しているというニュースを目にしました。この急に進む季節の変化、みなさまうまく受け入れてますか?

私のまわりには、体調を崩している人が多いようです。朝晩の気温差が7℃以上開く時、体温を調節する機能は悲鳴をあげているのでしょうね。風邪を引いてるわけではないのにくしゃみや鼻水、鼻づまりがあるのを「寒暖差アレルギー」というそうです。
アレルギー?と思いますが、花粉などの特定のアレルゲンがあるわけではなく、名前の通り寒暖差によって引き起こされるアレルギーで、血管運動性鼻炎とも呼ばれます。
症状は風邪とは違い熱はなく、花粉症のように水っぱなでくしゃみ連発だったりしますがそんなに長くは続かないとのこと。
心当たりのある方も多いのでは?そんな時にも、ヨガを役立ててみませんか?
自律神経の乱れ

寒暖差アレルギーの主な原因は「自律神経の乱れ」と言われています。
自律神経は、心身を活発にする「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」が交互に働くことで、バランスを保っています。
ところが、過度のストレスや生活習慣・ホルモンバランスの乱れなどが起こると、このバランスが崩れ、寒暖差アレルギーを引き起こす原因となるのです。
そう、自律神経を整えるにはヨガですよね?
もちろん体に感じる温度差をできるだけ小さくするために衣服の調整や充分な睡眠を取る、ゆっくりお風呂に浸かって温まるなどは効果がありますが、ヨガのポーズで適度に身体を動かすと、姿勢がよくなり、血流改善や深い呼吸ができるようになるため、免疫力が向上し、自律神経も整います。早めに対処して、季節の変わり目をうまく乗り切っていきましょう。
おすすめのヨガのポーズをご紹介します。
首をほぐす超ゆっくり首まわし

スマホやPCを見続けたり、手先を使っての作業が続くとどうしても頭が前に傾くため、重い頭を支えるため首の後ろ側をよく使い疲れてしまいます。首が疲れると、緊張が抜けにくくなり自律神経の交感神経が優位になりすぎてしまうので、首をほぐし自律神経を整えていきましょう。
やり方は、簡単!ただ首を回すだけ。
ただヨガメソッドを使うので、ポイントは呼吸と意識です。背すじを伸ばすと呼吸が自然と深くなります。自分の出来る一番ゆっくりのスピードで丁寧に、一本一本の首筋に呼吸を通すイメージで丁寧に回しましょう。吐く息で力を抜いてリラックス、頭の重みだけで力まず自分の好きなだけ首を回してほぐしていきます。副交感神経が活性化することで自然に自律神経のバランスが整います。
半分の魚の王(半魚王)のポーズ(アルダマッツェーンドラーサナ)

座位のねじりの代表的なポーズです。自律神経は脊柱に接しているため、脊柱をねじることで背骨まわりや背中を動かし自律神経を整えることができます。また内臓の活性化・腸をマッサージ出来るのでデトックス効果も!
1、長座で足を揃え、右足を立てて左足の外側に置く
2、左足は曲げて床につけながら、お尻の方にできるだけ引き寄せる
3、右手をお尻の後ろ、左手を前で床につけ、息を吸いながら背筋を立てる
4、吐きながら、左手で右足を押すようにゆっくりと上体を下から順番に右にねじる
5、ゆっくりと7回程深呼吸を繰り返したあと、正面に戻る(反対側も)
チャイルドポーズ(バーラーサナ)

背中と背骨を一緒に伸ばしていくポーズで、とても簡単なので初心者にもおすすめです。 背中だけでなく腰・お尻・腿裏までストレッチしながらゆったりと呼吸し、リラックスして気持ちを落ち着けます。
1、正座で座り、背筋を伸ばして両手を体の前につく
2、息を吐きながら、手を前にすべらせ骨盤から上半身を前に倒し、おでこを床につける。
3、首や肩の力は抜き、背中や腰は丸くなった状態でゆったりと呼吸を繰り返す。
季節の変わり目、ちょっとした体の不調ありますよね。ぜひ、今回ご紹介したヨガを毎日の運動に取り入れて上手に乗り越えていきましょう。
これからも思いつくままブログを更新していきますのでまた来て下さい。
つれづれなるままに・・・
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