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月とヨガの関係

更新日:2023年8月31日

 9月。もう秋ですね。あのうだるような暑さから少し開放され、朝晩過ごしやすくなってきました。

中秋の名月でしたが・・・


 さて、9/13は暦の上では中秋の名月、十五夜で月が1年で最も美しい日とされていますが、実は満月ではなかったのはご存知でしたか?その理由は、「中秋の名月」とは、旧暦8月15日夜の月のことで旧暦では新月の日を1日として数えていたためです。実際の天文学上の満月は今年は1日後の9/14でした。中秋の名月は満月とは限らない(むしろ満月でないことのほうが多い)、10月にずれ込むこともあるようですよ。


 今年は人類が初めて月に降り立った、アポロ11号の月着陸から50年という記念の年でもあり、貴重な美しい月を眺めた方も多かったと思います。


私達にとって月とは?


 月が地球にもたらす影響の1つが潮の満ち引き。月の引力は海面に影響を及ぼし、地球の約70%を包む海水の満ち引きを作り出します。 実は私達の体の水分量も約70%!まるで体の中に海があるようですよね?また月は29.5日周期で満ち欠けをくり返します。そして女性の生理周期も約28日間とほとんど同じ周期。月の満ち欠けが同じように影響していると思うのも不思議ではありません。


月のバイオリズムに合わせて生きる


 例えば、満月の日には人間だけでなくウミガメの出産が増えたり犯罪が多く、月が欠けている時には注意力が散漫になるため交通事故が多いと聞きます。また自然現象でも満月や新月の時に火山の噴火が多いという話も!


 自然の力や心身のバランスを感じることは、ヨガにとってとても大切なことです。月のリズムに合わせたヨガを取り入れることにより、心も身体も本来あるべき自然体、健康な状態に近づけてみてはいかがでしょうか?



月のリズムに合わせたヨガ


 月の満ち欠けに合わせたヨガでは1ヶ月を2つに分け、それぞれの時期にあったポーズを取ってていきます。


新月から満月になるまでを「アクティブ期」 満月から新月を「デトックス期」



 アクティブ期は、月が満ちていくように心と体もさまざまなパワーを吸収していく成長期です。精神的にも積極的で行動的になるので、新しいスタートにピッタリ!「三日月のポーズ」にチャレンジしてみてはいかがでしょう?





 デトックス期は、その名の通り月が欠けていくように心と体も老廃物をデトックスする時期です。不要なものを取り除くので、ダイエットにも適しています。デトックス期の最後は新月の頃。心身をゆるめ、いらないものを出し切る「ガス抜きのポーズ」がおすすめです。





 また満月の夜にはその特別なパワーを受け取って、瞑想やヨガに最適です。「月礼拝」(チャンドラナマスカーラ)は、太陽礼拝ほど有名ではありませんが、呼吸と共に動く一連のシークエンスは陰のエネルギーに満ちていて、心と体のエネルギーバランスを整える効果が高く、私の大好きなヨガの一つです。


月礼拝(チャンドラナマスカーラ)

 太陽礼拝が陰陽の陽ならば、月礼拝は陰。

太陽礼拝と同様に一呼吸一動作でポーズを連続のシークエンスで行います。太陽礼拝は前後の動きが多いのに対し、月礼拝は股関節をしっかり開き骨盤の方向を横や縦に変えながら、横の動きが多いのかなと思います。女性にピッタリのシークエンスですね。






 月の変化を感じながら生活を送ると、自分自身の変化を意識し、自然に受け入れることが出来るようになるかもしれません。ヨガを通して日常の慌ただしい生活でさえありのままに受け入れ、リラックスして過ごしたいものですね。


 これからも思いつくまま、ブログを更新していきますのでお楽しみ。

 つれづれなるままに・・・



ツナガルYOGAは、西東京市 東伏見を中心に活動しています。 スタジオレッスンの他にご希望の場所へ出張も承ります。初回は無料ですのでお気軽に試してみませんか?


ご連絡いただいた方に、こちらから詳細をお送りいたします。 下記メールまでお申し込みください。

くりはら みほ kuriharana@gmail.com


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