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食養生から学ぶこと

更新日:2023年4月16日

 大寒を迎え、冬本番の寒さですね。今朝のランニングの途中で白梅が咲き始めているのをみかけました。冬は峠を超え、一歩ずつ春に向かって確実に進んでいます。私達も心の準備をしながら、体もデトックスして春を迎えたいですね。



さて、最近食養生について学んだので覚書です。 食養生とは東洋医学の漢方の考え方で、食事から自然治癒力を高め日頃から健康で、病気にならないように心と体を整えましょうということです。 私達の体は毎日食べたものから出来ているので「毎日の食生活=今の身体の状態」というのはわかってはいても、ついつい好きなものばかり選んだり甘いものを食べ過ぎたりしがちですよね。それはそれで、ずっと我慢してストレスになってしまい心が不健康になってしまうのも良くないので、私は出来るところからうまく取り入れようと思っています。



重ね煮を作ってみた


食養生については学ぶところはたくさんありますが、とりあえず今、冬の旬の材料で食材のエネルギーが高まる簡単なメニューで「重ね煮」を習ったので早速作ってみました。


 重ね煮とは、ただいくつもの野菜を重ねて煮ただけの料理です。それが素材の旨みがギュッと詰まって驚くほど美味しくなってしまうだけでなく、体の調子を整えて元気になってしまうんです!  一般に健康をテーマにした料理は味気ない物が多いもの。でも重ね煮なら、冷蔵庫の食材で簡単に出来てしまうのにおいしいので、また作りたくなってしまいます。続けて食事からも健康になりたいですね。


重ねる順番


ポイントは重ねる順番。マクロビの陰陽の考え方がベースになっているとのことです。食材には種類によって陰と陽の力があるので、陰陽順に重ねていきます。

​陰

地面から上に伸びる(太陽に向かって)

地面から下に伸びる(大地に向かって)

​体を冷やす、ゆるめる

​体を温めたり、締める

​夏の野菜、葉物・果物など

​冬の野菜、根菜など


今まで煮えにくい根菜類を鍋の下に、葉物は最後に加えてましたが全く逆だったのは驚きです! 天に向かって延びる力の強い陰の野菜を鍋の底に、地に向かって延びる力の強い陽の野菜を鍋の上に重ねていくことで、上に上に向かうエネルギーと、下に下に向かおうとするエネルギーが鍋の真ん中にギュッと集まり、食材が調和しておいしくなるというのです。不思議ですよね。

 私は食が細く食べることにあまり興味がないので、料理も苦手。 でもヨガと共に生きたいと思っていると、食事は自分のカラダの元でありその選び方は頭で色々考えるよりカラダのほうがよく知っているんだと思いました。スーパーで食材を選ぶときは、何も考えないで光り輝いて見えるものを選ぶ、また触ってみて呼吸がよく通る方を選ぶなど、今まで想像もできなかった方法を学んだのですが、イマイチわからず・・・まだまだ練習が必要なようです。


 身体のトレーニングばかりでなく、カラダからのメッセージを受け取る心のトレーニングを日頃から意識して行い、心の声に敏感に耳を傾けられる私でいたいなぁと思います。


これからも思いつくままブログを更新していきますのでまた来て下さいね。

つれづれなるままに・・・

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